どこまで。

よほどの田舎（別に蔑視するつもりではありませんよ）でない限り、5～10分歩けば、コンビニ辿り着くという時代になりました。
化粧品から贈答品、ＤＶＤにチケット、さらには銀行と提携してのバンキング機能まで兼ね備えています。

セブンイレブンにいたっては、自社で金融機関（セブン＆ワイ銀行）を設立、信託業法の改正により、コンビニ業界の信託業務参入も画策されているという話も聞きました。

別に難しい話をするつもりではありません。

ただ、はっきり言って、スゴイですよね。
自分の子供のころにもコンビニはありました。
でも、まさかお金が下ろせるなんて思いもよりませんでしたね。

これから、どうなってしまうんでしょうか？

事業免許制度と言って、基本的には免許さえ取得していれば、その事業に関して行うことが出来てしまうわけです。

例えば、コンビニで不動産の斡旋・紹介業なんてのも出来るかもしれません。
要は、宅地建物取引業免許を取得して掲げれば、良いわけですからね。

もちろん、コンビニで不動産取引をしたい人がいるかどうかは別です。
だって、コンビニが成り立つひとつの要因として、人件費が安いという点があるからです。
不動産取引を学生バイトに任せられますか？
それはＮＯですよね。
資格を持ったそれなりの人を雇って店に置くことが店にとって利益に繋がるのか・・・。

つまり、どんな仕事が出来るとしてもコストに見合うかどうかを真剣に考えなくてはなりません。

皆さんは知っていますでしょうか？
今コンビニはある商売をしています。

それはマーケティング業です。
飲食、製菓メーカーと業務協力をし、コンビニオリジナル商品として、店舗に置き、その売上をチェック、研究し、新たな新商品を作る際のデータとして使うのです。

良く出来たシステムですよね。
コンビニはマーケティング市場としては優秀ですから。
しかも、コンビニ限定商品を作る事で、売上に繋がり、協力した事で本社にはそれなりのお金が入る。

コンビニは自分の価値をよく知ってたんですね。
だからこそのビジネスですから。

さて、みなさん、気付いてますか？自分の価値に。
いや、自分の価値だけでなく、他人の価値に気付くことも重要かもしれませんね。
それがお金をもたらすヒントに繋がるのかもしれません。