やっぱり苦手。

『出来ることはスピードが遅くてもやらせるて、出来ないことは出来るとこまでやらせてみる』

僕の基本的な方針はこうです。

だからこそ、その子の現段階でのスキルは仕事の振り方に迷わないためにも見極めておきたい。

というかね、モノを作る仕事の難しいところは、失敗をさせてあげられない点にあるんですよね。

人間って、失敗することが一番勉強になる生き物だと思うし、一度失敗しておくと似た状況になったときに何らかの対策が立てられて、ミスの確率も格段に減るってもんだし。

失敗に気付きにくいこの仕事は、その点で仕事の振り方は慎重にならざるをえない。

入社半年の新人が出来る仕事ってホントに小さな仕事で、はっきり言っておもしろい仕事はほとんど無い。

育てるためには、ハードルの高い仕事をさせてあげたいけど、その枠もそう簡単に作れない。

なんか変なジレンマ。

別に新人研修する為に入社した訳じゃないんだし・・・って思うんだけどね。

本人を見てしまうと、その思いが引っ込んでしまう。

で、彼女にさせる仕事をここ数日で用意してました。

ところどころ完成させて、若干穴埋め問題的な感じの仕事なんだけど、それでも今よりも高いハードルに挑戦させてあげられるかなとは思う。

後はどのタイミングで褒めるか・・・だな。

そんなことを考えてる僕はやらしい男ですね。